小説

【小説】岩城裕明『事故物件7日間監視リポート』(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】 リサーチ会社を営む穂柄は、あるマンションの一室の住み込み調査を依頼される。 そこは、7年前に妊婦が凄絶な自殺を遂げた事故物件で、事件後なぜか隣人たちも次々と退去し、現在はその階だけ無人の状態だという。 期間は1週間。 穂柄はバイトの優馬に部屋で寝泊まりさせ、その様子を定点カメラで管理人室から監視することに。 だが、そこで起きることは穂柄の理解を超えていて──。
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【小説】友成純一『人獣裁判』(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】 反逆者ダミアンの公開処刑に沸きかえるパリの大広場。 興奮する群集の渦の中に若きあのサド候爵がいた。 ダミアンに科せられる拷問の光景に見入りながら、侯爵は、これから自らを待ちうける荒波を前にして、短いながらも数奇な自分の人生を振り返るのだった──。
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【映画】ザ・ウォッチャーズ(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 28歳の孤独なアーティストのミナは、鳥籠に入った鳥を指定の場所へ届けに行く途中で、地図にない不気味な森に迷い込む。 スマホやラジオが突然壊れ、車も動かなくなったため助けを求めようと車外に出るが、乗ってきた車が消えてしまう。 森の中にこつ然と現れたガラス張りの部屋に避難したミナは、そこにいた60代のマデリンと20代のキアラ、19歳のダニエルと出会う。 彼らは毎晩訪れる“何か”に監視されているという──。
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【小説】最東対地『えじきしょんを呼んではいけない』(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】 えじきしょん──町中だろうと家の中だろうと、扉があれば中から現れ、呼び出した人間を溶かしにやってくる、ガスマスク姿の不気味な存在。 ひたひたと迫ってくる理不尽な恐怖にあなたは耐えられるか──。
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【小説】まさきとしか『レッドクローバー』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 東京のバーベキュー場でヒ素を使った大量殺人が起こった。 記者の勝木は、十数年前に北海道で起こった家族毒殺事件の、ただ一人の生き残りの少女──赤井三葉を思い出す。 あの日、薄汚れたゴミ屋敷で一体何があったのか──。
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【映画】ハングマン(2015)(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】 家族旅行に出かけたミラー一家の留守宅に謎の男が侵入し、盗撮用のカメラを仕掛けた。 男は一家の若い母親を狙って覗きや侵入を繰り返し、その行動を次第にエスカレートさせていく──。
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【映画】デッド・アンド・アライブ(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】 廃病院のベッドの上で目覚めた重症の男女。 共に記憶を失くしていて、自分の名前すら思い出せない。 医師風の男が2人を看病していたが、不気味なものを食べさせたり、拘束したりと、猟奇犯のような言動をする。 命の危険を感じた男女は脱走を試みるのだが──。
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【映画】マーダー・ライド・ショー(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】 1977年のハロウィン前夜。 全米各地のユニークな場所を取材する4人の若者たちが、拷問を愛し殺人を繰り返したドクター・サタンの伝説を調べるため車を走らせていた。 しかし車が故障し、困り果てた4人は、途中で拾った美人ヒッチハイカーの誘いで彼女の家を訪れるが──。
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【小説】中山七里『連続殺人鬼カエル男』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 マンションの13階からフックでぶら下げられた女性の全裸死体。 傍らには子供が書いたような稚拙な犯行声明文。 これが近隣住民を恐怖と混乱の渦に陥れる殺人鬼「カエル男」による最初の凶行だった。 警察の捜査が進展しないなか、第二、第三と殺人事件が発生し、街中はパニックに──。
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【映画】呪餐 悪魔の奴隷(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】 母と祖母を立て続けに亡くし、末弟のイアンも行方不明になったリニ。 それまで住んでいた一軒家を後にし、父親とふたりの弟と共にジャカルタ北部の高層アパートに4年前に越して来た。 一方、数年に渡り2,000人が犠牲となっている前代未聞の連続殺人事件が世間を賑わせていた。 そして、慎ましく暮らしていたリニたちの周囲を、度重なる不幸が襲い始める──。
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【小説】背筋『近畿地方のある場所について』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 情報をお持ちの方はご連絡ください。 近畿地方のある場所にまつわる怪談を集めるうちに、恐ろしい事実が浮かび上がってきました。
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【小説】知念実希人『ヨモツイクサ』(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】 北海道旭川に《黄泉の森》と呼ばれ、アイヌの人々が怖れてきた禁域があった。 その禁域を大手ホテル会社が開発しようとするのだが、作業員が行方不明になってしまう。 現場には《何か》に蹂躙された痕跡だけが残されてた。 そして、作業員は死ぬ前に神秘的な蒼い光を見たという。 地元の道央大病院に勤める外科医・佐原茜の実家は黄泉の森のそばにあり、7年前に家族が忽然と消える神隠し事件に遭っていて、今も家族を捜していた。 この2つの事件は繋がっているのか。 もしかして、ヨモツイクサの仕業なのか──。
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【小説】雨穴『変な絵』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 あなたも、何かがおかしい9枚の絵の「謎」が解けますか? とあるブログに投稿された『風に立つ女の絵』、消えた男児が描いた『灰色に塗りつぶされたマンションの絵』、山奥で見つかった遺体が残した『震えた線で描かれた山並みの絵』。 いったい、彼らは何を伝えたかったのか。 9枚の奇妙な絵に秘められた衝撃の真実とは。 その謎が解けたとき、すべての事件が一つに繋がる──。
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【小説】三津田信三『のぞきめ』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 禁じられた廃村に紛れ込み恐怖の体験をしたあげく、次々怪異に襲われる若者たち。 そこは「弔い村」の異名をもち「のぞきめ」という化物の伝承が残る、曰くつきの村だった──。
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【映画】ゴースト・フライト407便(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】 老若男女さまざまな乗客を乗せ、バンコクからプーケットへ向けて離陸したサンセット航空407便。 しかし、地上3万フィートの上空を飛行中に恐ろしい怪奇現象が起こり、乗客がひとりまたひとりと死亡。 乗客乗員は逃げ場のない密閉空間で極限状態に追い込まれていく──。
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