サスペンス

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【映画】スペル(2020)(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 弁護士として成功し、裕福な家庭を築いた黒人男性マーキス。 ある日、父親の訃報を聞いた彼は、家族とともに自家用セスナで遠い山奥にある故郷へ飛び立った。 だが、途中落雷で飛行機が墜落、マーキスは故郷に近い山中の小村で、親切な夫婦に助けられる。 家族の無事が心配なマーキスだが、けがで体が動かず、この家には電話すらない。 やがて彼は、ここが不気味な呪術が支配する村で、自分が監禁されている事実に気付くのだが──。
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【映画】ザ・メニュー(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 太平洋に浮かぶ孤島の人気レストランを訪れたカップル。 目当ては予約が取れない超一流シェフが振る舞う極上のフルコース・メニュー。 ただそこには想定不可能な“サプライズ”が添えられていた──。
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【映画】アンブレイカブル(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 フィラデルフィアで乗客・乗員131人が死亡する悲惨な列車事故が発生し、警備員のデヴィッドだけが奇跡的に無傷で生き残った。 そんな彼の元に、イライジャと名乗る人物から不審な手紙が届く。 コミックギャラリーのオーナーであるイライジャは生まれつき骨形成不全症という難病を抱え、これまでの人生で数え切れないほど骨折を繰り返してきた。 彼は自分とは対極に位置する頑強な人間が存在すると考えており、デヴィッドこそが不滅の肉体を持つ“アンブレイカブル”であると確信していた。 デヴィッドはイライジャの話を一蹴しながらも、思い当たる節がいくつもあることに気づく──。
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【映画】ラバーボーイ(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】 父親を亡くした大学生カイリーは、学費を稼ぐためにポルノサイトで仕事を始める。 そのサイトは、ある豪邸を舞台に、そこに住む女性たちがセクシーな姿を配信するというもので、カイリーはカメラの前で初めてストリップショーを披露し、配信する。 すると彼女のライブチャットに「ラバーボーイ」というハンドルネームのユーザーが現れる。 ラバーボーイは侵入不可能なはずのサイトに侵入し、自分の写真をカイリーに送りつけてくる。 しかし後日、その写真が女優たちの間で笑いものになっていることを知ったラバーボーイは、自ら豪邸に姿を現し、ライブ配信されているカメラの前で殺戮ショーを開始する──。
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【映画】クローブヒッチ・キラー(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 16才の少年タイラーは、信仰を重んじる小さな町の貧しくも幸せな家庭で暮らしている。 ある日、ボーイスカウトの団長も務め、町でも信頼の厚い父親ドンの小屋に忍び込んだタイラーは、猟奇的なポルノや不穏なポラロイド写真を見つけてしまう。 調べを進めてゆくにつれ、10年前に起きた未解決事件「巻き結び(クローブヒッチ)連続殺人事件」の犯人が父親ドンなのではと、日ごと疑惑は増すばかり。 同じく事件を追う少女カッシに協力を求め、真相を究明しようとするが──。
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【小説】長江俊和『出版禁止』(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】 著者・長江俊和が手にしたのは、いわくつきの原稿だった。 題名は「カミュの刺客」、執筆者はライターの若橋呉成。 内容は、有名なドキュメンタリー作家と心中し、生き残った新藤七緒への独占インタビューだった。 死の匂いが立ちこめる山荘、心中のすべてを記録したビデオ。 不倫の果ての悲劇なのか。 なぜ女だけが生還したのか──。
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【映画】search/#サーチ2(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 ロサンゼルスから遠く離れた場所で行方不明になった母を捜す<デジタルネイティブ世代>の高校生ジューン。 検索サイト、代行サービス、SNS…使い慣れたサイトやアプリを駆使し、捜索を試みる。 スマホの位置情報、監視カメラ、銀行の出入金記録など、人々の行動・生活がデジタルで記録される時代、母は簡単に見つかるはずだった。 不可解な事件はSNSで拡散され、国境を越えて大きなトレンドになっていく。 BUZZに翻弄される中、真相に迫ろうともがくジューン。 そこは“秘密”と“嘘”にまみれた深い深い闇への入り口だった──。
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【映画】ザ・キラー(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 ある任務失敗により、雇い主を相手に戦うことになった暗殺者。 世界中で追跡劇を繰り広げる彼は、それがかたき討ちであっても目的遂行に個人的な感情を持ち込まないよう自分自身と闘い続ける──。
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【小説】櫛木理宇『監禁依存症』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 性犯罪者たちの弁護をし、度々示談を成立させてきた悪名高き弁護士の小諸成太郎。 ある日、彼の9歳のひとり息子が誘拐される。 だが、小諸は海外出張中。 警察は過去に彼が担当し、不起訴処分となった事件の被害者家族を訪ねるが……。 この誘拐は怨恨か、それとも身代金目的か──。
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【映画】ラストサマー(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 ある晩、車で遊びに興じていた4人の若者が、ひとりの男をはね飛ばしてしまう。 怯えた彼らは男を海に投げ捨て、他言無用の約束を交わす。 それから1年後。 彼らのもとに突然、事件を知る謎の人物からメッセージが届く──。
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【映画】屋敷女(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 クリスマスイブの真夜中、出産を目前にした妊婦サラの家に黒い服を着た不審な女が訪れる。 女が家に押し入ろうとしたためサラが警察を呼ぶと、女は姿を消す。 ひと安心して床に就くサラだったが、なんと女はすでに家の中に侵入しており、大きなハサミを手に恐ろしい形相でサラに襲い掛かる。 女の目的もわからず、衝撃と恐怖に包まれるサラだったが、そこで陣痛が起きてしまい──。
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【小説】鈴木光司『らせん』(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】 幼い息子を海で亡くした監察医の安藤は、謎の死を遂げた友人・高山の解剖を担当し、冠動脈から正体不明の肉腫を発見した。 遺体からはみ出した新聞に書かれた数字は「リング」という言葉を暗示していた──。
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【映画】かくれんぼ(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 喫茶店を経営をしているソンスは、妻ミンジと2人の子供たちに囲まれ、不自由なく生活していた。 そんな彼の元に、長い間音信が途絶えていた兄に関しての連絡が届く。 郊外にある老朽化した団地で暮らしていた兄だったが、突然姿を消したという。 墓参りの帰りに、団地を訪れたソンスだったが、兄が暮らしていた部屋はどこか様子がおかしかった──。
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【小説】平山夢明『ミサイルマン』(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】 凄絶な死の瞬間、破裂する電球、捻曲がる銀食器……。 〈顕現〉と名付けたそれを蒐集するため、男は女たちを惨殺し続ける。愛娘を手に掛けたときに現れた究極の顕現とは?(「枷」) オンナをさらっては殺して埋めていた俺とシゲ。 ある日、証拠回収のため掘り出した死体には、とんでもない罠が仕掛けられていた。(表題作) 魂を鷲掴みにされる、史上最凶の七編を収録。
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【小説】鈴木光司『リング』(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】 1本のビデオテープを観た4人の少年少女が、同日同時刻に死亡した。 この忌まわしいビデオの中には、一体どんなメッセージが──。
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