犯罪

小説

【小説】まさきとしか『レッドクローバー』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 東京のバーベキュー場でヒ素を使った大量殺人が起こった。 記者の勝木は、十数年前に北海道で起こった家族毒殺事件の、ただ一人の生き残りの少女──赤井三葉を思い出す。 あの日、薄汚れたゴミ屋敷で一体何があったのか──。
映画

【映画】ハングマン(2015)(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】 家族旅行に出かけたミラー一家の留守宅に謎の男が侵入し、盗撮用のカメラを仕掛けた。 男は一家の若い母親を狙って覗きや侵入を繰り返し、その行動を次第にエスカレートさせていく──。
小説

【小説】中山七里『連続殺人鬼カエル男』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 マンションの13階からフックでぶら下げられた女性の全裸死体。 傍らには子供が書いたような稚拙な犯行声明文。 これが近隣住民を恐怖と混乱の渦に陥れる殺人鬼「カエル男」による最初の凶行だった。 警察の捜査が進展しないなか、第二、第三と殺人事件が発生し、街中はパニックに──。
小説

【小説】雨穴『変な絵』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 あなたも、何かがおかしい9枚の絵の「謎」が解けますか? とあるブログに投稿された『風に立つ女の絵』、消えた男児が描いた『灰色に塗りつぶされたマンションの絵』、山奥で見つかった遺体が残した『震えた線で描かれた山並みの絵』。 いったい、彼らは何を伝えたかったのか。 9枚の奇妙な絵に秘められた衝撃の真実とは。 その謎が解けたとき、すべての事件が一つに繋がる──。
映画

【映画】フレッシュ(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 マッチングアプリでの出会いにうんざりしていたノアは、スーパーでスティーブという魅力的な男性と知り合う。 瞬く間に恋に落ちた2人は、週末をスティーブの別荘で一緒に過ごすことに。 森の奥の豪邸で夢のような時間を過ごすノアだったが、やがてスティーブは恐ろしい本性を現しはじめる──。
映画

【映画】フッテージ(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】 ノンフィクション作家のエリソンは、未解決のままになっている一家惨殺事件を本にまとめるため、現場となった家に引越してくる。 そして、家の屋根裏部屋で事件の様子を映した恐ろしい映像を発見するが、その日から不吉な現象が立て続けに発生し──。
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【映画】ヴィーガンズ・ハム(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】 結婚して30年になる肉屋の夫婦ヴィンセントとソフィーは、結婚生活も家業の経営も危機に陥っていた。 そんなある日、店がビーガン活動家たちに荒らされ、ヴィンセントが犯人の1人を殺害してしまう。 死体の処理に困ったヴィンセントは、ハムに加工して証拠隠滅を図る。 しかしソフィーの勘違いでそのハムを店頭に並べると、思わぬ人気商品となり──。
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【映画】ザ・キラー(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 ある任務失敗により、雇い主を相手に戦うことになった暗殺者。 世界中で追跡劇を繰り広げる彼は、それがかたき討ちであっても目的遂行に個人的な感情を持ち込まないよう自分自身と闘い続ける──。
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【小説】櫛木理宇『監禁依存症』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 性犯罪者たちの弁護をし、度々示談を成立させてきた悪名高き弁護士の小諸成太郎。 ある日、彼の9歳のひとり息子が誘拐される。 だが、小諸は海外出張中。 警察は過去に彼が担当し、不起訴処分となった事件の被害者家族を訪ねるが……。 この誘拐は怨恨か、それとも身代金目的か──。
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【映画】『バイオレント・ナイト』(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】 物欲主義な子どもたちに嫌気がさして久しく、なにかと疲れ気味のサンタクロースは、それでも体に鞭を打ち、良い子にプレゼントを届けるため、トナカイの引くソリに乗ってクリスマスイブの空を駆け回っていた。 とある富豪一家の豪邸に降り立ち、煙突から中へ入ったサンタは、金庫にある3億ドルの現金を強奪しようと邸内に潜入していた悪党のスクルージー一味と鉢合わせてしまう。 見なかったことにしてその場を去ろうとするも、すぐさま大騒動に発展。 子どもたちにプレゼントを届ける能力はあっても戦闘能力はゼロのサンタが、武装集団を相手に孤軍奮闘する──。
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【小説】平山夢明『ミサイルマン』(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】 凄絶な死の瞬間、破裂する電球、捻曲がる銀食器……。 〈顕現〉と名付けたそれを蒐集するため、男は女たちを惨殺し続ける。愛娘を手に掛けたときに現れた究極の顕現とは?(「枷」) オンナをさらっては殺して埋めていた俺とシゲ。 ある日、証拠回収のため掘り出した死体には、とんでもない罠が仕掛けられていた。(表題作) 魂を鷲掴みにされる、史上最凶の七編を収録。
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【小説】伊岡瞬『白い闇の獣』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 小6の少女・朋美が誘拐され、殺された。 捕まったのは少年3人。 だが少年法に守られ、「獣」は再び野に放たれた。 4年後、犯人の1人が転落死する。 失踪した朋美の父・俊彦が復讐に動いたのか? 朋美の元担任・香織はある秘密を抱えながら転落現場に向かうのだが──。
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【小説】櫛木理宇『世界が赫に染まる日に』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 中学3年生の緒方櫂は復讐心をたぎらせていた。 従弟が上級生たちから凄絶ないじめに遭った末に意識不明の重体に。 その妹も同じ連中に性的暴行を受けたのだ。 自殺願望を持つ同級生・高橋文稀が櫂の復讐の相棒となることを承諾。 2人は予行演習として、少年法に守られて罰せられない犯罪者たちを次々と襲い始める──。
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【映画】ブラック・フォン(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 コロラド州デンバー北部のとある町で、子どもの連続失踪事件が起きていた。 気が小さい少年フィニーは、ある日の学校の帰り道、マジシャンだという男に「手品を見せてあげる」と声をかけられ、そのまま誘拐されてしまう。 気が付くと地下室に閉じ込められており、そこには鍵のかかった扉と鉄格子の窓、そして断線した黒電話があった。 すると突然、フィニーの前で断線しているはずの黒電話が鳴り響く。 一方、行方不明になった兄フィニーを捜す妹グウェンは、兄の失踪に関する不思議な夢を見る──。
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【小説】犬塚理人『人間狩り』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 14歳の少年Aによる20年前の女児殺害事件。 その残酷な犯行映像が闇売買された。 監察係の白石は警察関係者からの流出を疑い、捜査を始める。 一方、借金督促の仕事をする江梨子は、悪人をネットにさらして懲らしめる〈自警団〉サイトの活動にのめり込んでいた。 江梨子とサイトの仲間は、新たな標的として元少年Aを追い詰めていく。 それぞれの「正義」の果てに現れる哀しき真実とは──?
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