怪談

小説

【小説】中山市朗『なまなりさん』(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】 沖縄で退魔師の修行を積んだというプロデューサーの伊東礼二。 彼の仕事仲間の健治が、沙代子という女性と婚約をした。 しかし沙代子は、妖艶な双子姉妹による執拗ないじめにより自死へと追いやられる。 彼女の死後、双子姉妹の周囲で奇妙な事件が続発するようになるが、それにとどまらず、被害はやがて双子の実家へと移っていく──。
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【小説】芦沢央『火のないところに煙は』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想】 「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」。 突然の依頼に、かつての凄惨な体験が作家の脳裏に浮かぶ。 解けない謎、救えなかった友人、そこから逃げ出した自分。 作家は、事件を小説にすることで解決を目論むが──。