異端者のフォーク

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【映画】ノック・ノック(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】仕事のため、家族と離れ、1人留守番をすることとなったエヴァン。その夜、ノックの音に玄関のドアを開けると、そこには2人の若い女性が立っていた。道に迷ったという2人を親切心から家の中へ招き入れたエヴァンは誘惑に負け、彼女たちと一夜をともにしてしまう。それはエヴァンの地獄への第一歩だった──。
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【映画】サンクスギビング(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】「感謝祭(=サンクスギビング)」発祥の地、マサチューセッツ州プリマス。 一年に一度の祝祭に沸き立つ人々だったが、突如、ダイナーで働く女性が何者かに惨殺される事件が起こる。その後も一人、また一人と消えてゆく住民たち。彼らは皆、調理器具を凶器に、感謝祭の食卓に並ぶご馳走に模した残忍なやり口で殺害されていた。 街中が恐怖のどん底に突き落とされるなか、地の高校の仲良しグループのジェシカたちは、ジョン・カーヴァーを名乗る謎のインスタグラムの投稿にタグ付けされたことに気づく。 そこには豪華な食卓が用意され、自分たちの名札が意味深に配されていた──。
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【映画】ホステル(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】アメリカ人バックパッカーのジョシュとパクストンは、スロバキアのとあるホステルに外国人男性を求める美女たちがいるという噂を聞きつける。彼らは意気揚々とそのホステルへ向かうが、そこで彼らを待ち受けていたのは想像を絶する恐怖だった──。
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【映画】トジコメ(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】シングルマザーのジェシカは愛する子どもたちと新生活を始めようとした矢先、怒った元恋人ロブにより家の貯蔵庫に閉じ込められてしまう。ロブが連れて来た友人サミーは小児性犯罪者で、ジェシカは子どもたちを守るべく必死で密室からの脱出を図るが──。
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【映画】恐怖の廊下(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】留学中の医学生・フランクは、家具運搬の手伝いを頼まれ、アパートの新住人・ロッテと知り合う。以来、彼女から図々しい頼み事をされ、恋人・ミッチとの情事に睡眠を妨害されるフランクは疎ましく思っていた。ある晩、ロッテがフランクの部屋に泊まり──。
映画

【映画】ヴィーガンズ・ハム(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】結婚して30年になる肉屋の夫婦ヴィンセントとソフィーは、結婚生活も家業の経営も危機に陥っていた。そんなある日、店がビーガン活動家たちに荒らされ、ヴィンセントが犯人の1人を殺害してしまう。死体の処理に困ったヴィンセントは、ハムに加工して証拠隠滅を図る。しかしソフィーの勘違いでそのハムを店頭に並べると、思わぬ人気商品となり──。
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【小説】小林泰三『臓物大展覧会』(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】男が旅の途中、街で見つけた「臓物大展覧会」という奇妙な看板。中に入ってみると様々な臓物が展示してある。居合わせた謎の人物から「臓物の呟きを聞きたいか」と問われ、男は異様な体験をすることに──。
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【映画】禁じられた遊び(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】伊原直人は愛する妻・美雪や息子・春翔とともに幸せな生活を送っていた。しかし突然の悲劇が一家を襲い、美雪は帰らぬ人となってしまう。直人の元同僚である映像ディレクターの倉沢比呂子は、直人の家で庭の盛り土に向かって「エロイムエッサイム」と奇妙な呪文を繰り返し唱え続ける春翔の姿を目撃する。その呪文は「トカゲのしっぽからトカゲが生えてくるか?」という春翔の他愛ない質問に、直人が冗談で教えたものだった。子どもの純粋な願いは恐ろしい怪異を呼び覚まし、比呂子と直人に襲いかかる──。
小説

【小説】首藤瓜於『脳男』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】連続爆弾犯のアジトで見つかった、心を持たない男・鈴木一郎。逮捕後、新たな爆弾の在処を警察に告げた、この男は共犯者なのか。男の精神鑑定を担当する医師・鷲谷真梨子は、彼の本性を探ろうとするが……。そして、男が入院する病院に爆弾が仕掛けられた──。
映画

【映画】スイート・マイホーム(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】極寒の地・長野県に住むスポーツインストラクターの清沢賢二は、愛する妻と幼い娘たちのために念願の一軒家を購入する。“まほうの家”と謳われたその住宅の地下には、巨大な暖房設備があり、家全体を温めてくれるという理想のマイホームを手に入れ、充実を噛みしめながら新居生活をスタートさせた清沢一家。だが、その温かい幸せは、ある不可解な出来事をきっかけに身の毛立つ恐怖へと転じていく──。
その他

【恐怖】1、「恐怖」の定義

物事を考えるには、まずは対象を定義しないといけません。共通認識がないと、議論の方向性にずれが生じてしまいます。特に「恐怖」というのは、おそらく全員に通用する用語でありながら、あまりに日常的すぎるので、人それぞれイメージする内容やレベルが異な...
小説

【小説】長江俊和『出版禁止』(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】著者・長江俊和が手にしたのは、いわくつきの原稿だった。題名は「カミュの刺客」、執筆者はライターの若橋呉成。内容は、有名なドキュメンタリー作家と心中し、生き残った新藤七緒への独占インタビューだった。死の匂いが立ちこめる山荘、心中のすべてを記録したビデオ。不倫の果ての悲劇なのか。なぜ女だけが生還したのか──。
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【映画】溺殺魔 セバスチャン・ドナー(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】友人たちとパーティに参加したマディソンは、親友ハナから結婚式を手伝ってほしいと頼まれ承諾する。しかしその直後、マディソンは不注意から湖に落ちて溺れ、それをきっかけに極度の水恐怖症になってしまう。1年後、ハナの結婚式が行われるが、マディソンは雨を恐れて参加できない。怒ったハナは友人たちとマディソンの水恐怖症を克服させるべく、心霊療法を受けさせるが──。
映画

【映画】search/#サーチ2(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】ロサンゼルスから遠く離れた場所で行方不明になった母を捜す<デジタルネイティブ世代>の高校生ジューン。検索サイト、代行サービス、SNS…使い慣れたサイトやアプリを駆使し、捜索を試みる。スマホの位置情報、監視カメラ、銀行の出入金記録など、人々の行動・生活がデジタルで記録される時代、母は簡単に見つかるはずだった。不可解な事件はSNSで拡散され、国境を越えて大きなトレンドになっていく。BUZZに翻弄される中、真相に迫ろうともがくジューン。そこは“秘密”と“嘘”にまみれた深い深い闇への入り口だった──。
小説

【小説】村田基『恐怖の日常』(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】 ひどくむしゃくしゃする。不輸快な感情が体の中を駆けめぐる。全身に毒素が回り、内臓が焼けただれていくようだ。吐き気がする。もうがまんできない。ぼくはどうなっていくのだろう。これもみんな黒い雲のせいだ──。
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