ホラー

小説

【小説】二宮敦人『!(ビックリマーク)』(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】拾った携帯電話のデータフォルダには、友人の死体映像が残されていた──「クラスメイト」。 ふとした拍子で部屋の壁に穴があいた。その穴は殺人鬼の部屋とつながっており──「穴」。 目を覚ますと、全裸で真っ白な部屋に閉じ込められていた女子高生。脱出する方法はあるのか──「全裸部屋」。
映画

【映画】テリファー 聖夜の悪夢(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】ハロウィンの大虐殺を生き延びたシエナとジョナサンはトラウマに苦しみながらも人生を立て直そうと奮闘していた。しかし、街がクリスマスシーズンになり、聖夜を祝おうとする住民たちをよそに、アート・ザ・クラウンが再び姿を現し絶望のどん底に陥れる──。
小説

【小説】山翠夏人『キャンプをしたいだけなのに』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】社会に疲れてなるべく人と関わらず、平日は会社員、休日はソロキャンプを楽しむ斉藤ナツ。今日も山奥のキャンプ場で一人を満喫していると、暗がりで声をかけてきたのは、顔半分が無い女。幽霊っぽいけど興味無いし、癒し時間を邪魔されたくない。早くどっか行ってと願うが、始まった幽霊女の身の上話に付き合ううち、彼女は気づく。このキャンプ場、幽霊よりもヤバい奴がいる──。
映画

【映画】オクス駅お化け(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】駆け出しのウェブニュース記者のナヨンは、ボーイフレンドのウウォンを助手として、アクセス数を稼ぐため、地下鉄オクス駅での人身事故の記事を書くことに。取材を進めていくと被害者以外に「線路に子供がいた」という奇妙な目撃談が出てくる。ある目撃者は、取り憑かれたように謎の数字を連呼するのだった。事件の真相を追ううちに、2人の周囲で次々とおぞましい怪死が起こり始める──。
小説

【小説】矢部嵩『魔女の子供はやってこない』(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】ある日へんてこなステッキを拾った縁で、キュートな魔女と友達になった小学生の夏子。だが2人が良かれと思ってしたことが、次々血みどろ事件に発展していき──。
小説

【小説】滝川さり『ゆうずどの結末』(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】大学に入学して3か月、菊池斗真はサークルの同級生・宮原の投身自殺を目撃してしまう。死因に不審な点もなく遺書もあったことから、彼女の死は自殺と断定された。宮原の死から数日後、菊池は同じサークルに所属する先輩の日下部から、表紙にいくつかの赤黒い染みがある本を手渡される。それは、宮原が死の瞬間に持っていた小説らしい。「ゆうずど」というタイトルの小説は角川ホラー文庫から刊行されている普通のホラー小説で、特に宮原の死と結びつけるような内容は描かれていなかった。しかし、本を読んだ日下部はその翌週に自殺をしてしまう。そして日下部の死後、なぜか菊池の手元には「ゆうずど」の本が現れていた。何度捨てても戻ってくる本。そして勝手に進んでいく本に挟まれた黒い栞。自分にしか見えない紙の化け物。菊池は何とか自らに迫る死の呪いを回避するために、ある手段を講じるが──。
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【映画】テリファー0(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】ハロウィンの夜。ベビーシッターのサラは2人の兄妹の子守りをしていたが、ハロウィンのお菓子の袋の中に見覚えのない古びたビデオテープを発見する。ビデオテープを見たいという子どもたちの好奇心に押され渋々再生するサラだったが、その中にはあまりにも残虐な3つの物語が映し出されて──。
小説

【小説】滝川さり『お孵り』(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】結婚の挨拶のため、婚約者・乙瑠の故郷を訪れた佑二。そこは生まれ変わりの伝説がある村だった。やがて乙瑠は村で里帰り出産をすることになったが、子供は生まれ変わりを司る神として村に囚われてしまい──。
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【映画】フューリーズ 復讐の女神(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】ある夜、ケイラは友人マディとともに何者かに拉致される。棺桶のような箱の中で目を覚ましたケイラは、森の中で朽ち果てた死体を発見。悲鳴を上げた彼女のもとに、同じようにこの森へ連れてこられた2人の女性が駆け寄ってくる。そこへマスク姿の殺人鬼が次々と現れ、女性たちを惨殺。そして女性が殺されると同時に、1人の殺人鬼の頭が爆発する。不可解なルールに翻弄されながらも、マディを探し出して一緒に脱出するべく奔走するケイラだったが──。
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【小説】矢部嵩『保健室登校』(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】転入生の彼女は疎外感を味わっていた。級友は間近に迫った旅行の話でもちきりなのだ。だが、待ちに待った出発の日、転入生が見た恐るべき光景とは?普通の学校生活が恐るべき異世界へと変わる瞬間を描く──。
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【小説】真梨幸子『フシギ』(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】作家の私のもとに、死んだはずの担当編集者から不思議なメールが届いた。意識不明の時に3人の女が“お迎え”に来たというもので、1人目と2人目は亡くなった親族、3人目は誰だか分からないという。その後、「とんでもない正体が分かった」「3人目の女が、先生のところに現れませんように」という言葉を残して連絡は途切れ──。
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【映画】ベニー・ラブズ・ユー(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】おもちゃデザイナーとして働く実家暮らしの男性ジャックは、35歳の誕生日に事故で両親を亡くしてしまう。仕事でも失敗してお金に困った彼は、家を売ることを決意。部屋に溢れる思い出の品を処分していく中で、幼い頃に大切にしていたぬいぐるみのベニーを捨てようとするが──。
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【小説】最東対地『七怪忌』(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】ラノベ作家を目指す高校2年生の慶太は、美少女の転校生がなぜか七不思議を調べている現場に遭遇。自身も動画チャンネルを持つ従兄と一緒に夜の学校に忍び込むが、それは想像を絶する悪夢の始まりだった──。
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【小説】最東対地『おるすばん』(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】兄夫婦の家を訪ねた祐子は、久しぶりに地元の友人に再会し、「ドロボー」が律儀にチャイムを鳴らして家を訪ねてくるという都市伝説を知る。その日を境に、祐子の周囲で不穏なできごとが起こりはじめる──。
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【小説】緒音百『かぎろいの島』(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】1990年代後半の、東京。 小説家・津雲佳人のもとに、彼の伯母と名乗る人物から手紙が届く。幼い頃に父を亡くしてから天涯孤独に生きてきた佳人は、手紙を頼りに、記憶にない故郷《陽炎島》へ帰郷する──。
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