小説

【小説】長江俊和『出版禁止』(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】 著者・長江俊和が手にしたのは、いわくつきの原稿だった。 題名は「カミュの刺客」、執筆者はライターの若橋呉成。 内容は、有名なドキュメンタリー作家と心中し、生き残った新藤七緒への独占インタビューだった。 死の匂いが立ちこめる山荘、心中のすべてを記録したビデオ。 不倫の果ての悲劇なのか。 なぜ女だけが生還したのか──。
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【映画】溺殺魔 セバスチャン・ドナー(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】 友人たちとパーティに参加したマディソンは、親友ハナから結婚式を手伝ってほしいと頼まれ承諾する。 しかしその直後、マディソンは不注意から湖に落ちて溺れ、それをきっかけに極度の水恐怖症になってしまう。 1年後、ハナの結婚式が行われるが、マディソンは雨を恐れて参加できない。 怒ったハナは友人たちとマディソンの水恐怖症を克服させるべく、心霊療法を受けさせるが──。
映画

【映画】search/#サーチ2(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 ロサンゼルスから遠く離れた場所で行方不明になった母を捜す<デジタルネイティブ世代>の高校生ジューン。 検索サイト、代行サービス、SNS…使い慣れたサイトやアプリを駆使し、捜索を試みる。 スマホの位置情報、監視カメラ、銀行の出入金記録など、人々の行動・生活がデジタルで記録される時代、母は簡単に見つかるはずだった。 不可解な事件はSNSで拡散され、国境を越えて大きなトレンドになっていく。 BUZZに翻弄される中、真相に迫ろうともがくジューン。 そこは“秘密”と“嘘”にまみれた深い深い闇への入り口だった──。
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【小説】村田基『恐怖の日常』(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】  ひどくむしゃくしゃする。 不輸快な感情が体の中を駆けめぐる。 全身に毒素が回り、内臓が焼けただれていくようだ。 吐き気がする。 もうがまんできない。 ぼくはどうなっていくのだろう。 これもみんな黒い雲のせいだ──。
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【小説】澤村伊智『ぼぎわんが、来る』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 幸せな新婚生活を営んでいた田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。 取り次いだ後輩の伝言に戦慄する。 それは生誕を目前にした娘・知紗の名前であった。 原因不明の怪我を負った後輩は、入院先で憔悴してゆく。 その後も秀樹の周囲に不審な電話やメールが届く。 一連の怪異は、今は亡き祖父が恐れていた“ぼぎわん”という化け物の仕業なのか? 愛する家族を守るため秀樹は伝手をたどり、比嘉真琴という女性霊媒師に出会う。 真琴は田原家に通いはじめるが、迫り来る存在が極めて凶暴なものだと知る。 はたして“ぼぎわん”の魔の手から、逃れることはできるのか──。
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【映画】スクリーム(1996)(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】 高校生ケイシーとその恋人がマスクをかぶった者によって惨殺されるという事件が起こる。 やがて犯人は、ケイシーのクラスメイトで、1年前に母親を殺されていたシドニーに迫る。 町には外出禁止令が敷かれ、学生たちは大はしゃぎするが、そんな中を殺人鬼が徘徊。 果たしてその正体は──。
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【映画】ハロウィン THE END(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 殺人鬼ブギーマンことマイケル・マイヤーズが再びハドンフィールドを恐怖に陥れた事件から4年が経ち、街は少しずつ平穏な日常を取り戻しつつあった。 マイケルの凶刃から生き延びたローリー・ストロードは孫娘のアリソンと暮らしながら回顧録を執筆し、40年以上にわたりマイケルに囚われ続けた人生を解放しようとしていた。 しかし、暗い過去をもつ青年コーリーが、4年間、忽然と姿を消していたマイケルと遭遇したことをきっかけに、新たな恐怖が連鎖し始める。 ついにローリーは、長年の因縁に決着をつけるべく、マイケルと最後の対峙を決意する──。
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【映画】イット・フォローズ(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 19歳のジェイはある男から“それ”をうつされ、その日以降、他の人には見えないはずのものが見え始める。 動きはゆっくりとしているが、確実に自分を目がけて歩いてくる“それ”に捕まると確実に死が待ちうけるという。 しかも“それ”は時と場所を選ばずに襲ってくるうえ、姿を様々に変化させてくるのだ。 いつ襲ってくるか分からない恐怖と常に戦い続けながらジェイは果たして“それ”から逃げ切ることができるのか──。
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【映画】ザ・キラー(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 ある任務失敗により、雇い主を相手に戦うことになった暗殺者。 世界中で追跡劇を繰り広げる彼は、それがかたき討ちであっても目的遂行に個人的な感情を持ち込まないよう自分自身と闘い続ける──。
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【映画】マッドネス 闇に潜む者(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】 オカルトスポットに出向いたアンドレたち。 廃墟と化した発電所は、壁一面にスプレーの落書きがされ、床には薬の注射針が散乱し、誰かがいた痕跡が残されていた。 彼らは地下へ続く階段を怖いもの見たさで降りていくが、想像を絶する恐怖が待ち受けていた──。
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【映画】ホーンテッド・サイト(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】 新聞社の不動産記者として働く女性ジュリアは、最愛の姉と甥を惨殺されて以来、悪夢に悩まされるように。 事件について調べるため姉の家を訪れると、そこは転売され、犯行現場となった部屋だけが取り除かれていた。 元恋人の刑事グレイディと調査を進めるジュリアは、森の奥に建つ奇妙な屋敷にたどり着く。 殺人現場を延々とつなげて作られたその屋敷から姉と甥の魂を救い出そうとするジュリアだったが、屋敷の内部には想像を絶する恐怖が待ち受けていた──。
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【映画】ハロウィン 悪魔のウイルス(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】 大学生のグレースは、ハロウィンに関するネットミームを目にする。 それは「最も恐いもの」について質問され、それに回答するというものだったが、グレースのパソコンはそのミームに応じたことをきっかけに恐ろしいコンピューターウイルスに感染。 ウイルスは大学中に拡散され、ついには惨劇が起こる。 グレースはパソコンオタクのスペンサーに協力を求め、きっかけとなった謎めいたミームの正体を突き止めるべく奔走する──。
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【小説】中山市朗『なまなりさん』(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】 沖縄で退魔師の修行を積んだというプロデューサーの伊東礼二。 彼の仕事仲間の健治が、沙代子という女性と婚約をした。 しかし沙代子は、妖艶な双子姉妹による執拗ないじめにより自死へと追いやられる。 彼女の死後、双子姉妹の周囲で奇妙な事件が続発するようになるが、それにとどまらず、被害はやがて双子の実家へと移っていく──。
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【映画】悪魔のサンタクロース 惨殺の斧(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 幼い頃、サンタクロースの格好をした強盗に両親を殺されたビリー。 トラウマを抱えながら18歳になったビリーは、おもちゃ屋で働き始め、クリスマスイブにサンタクロースの扮装をすることに。 だが、それがビリーの中に眠っていた悪夢を呼び起こしてしまう──。
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【映画】キャビン・フィーバー2(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】 高校生活のラストを飾るプロム・パーティが開かれる夜。 思いを寄せるキャシーからデートを断られたジョンは、親友アレックスと一緒にパーティに参加する。 その会場に運ばれてきたミネラルウォーターには、森のキャビンを襲った恐怖のウィルスが混入していた。 ウィルスにむしばまれた生徒たちは、次々と血まみれになって絶命していく──。
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