ホラー

小説

【小説】秋竹サラダ『祭火小夜の後悔』(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】 毎晩夢に現れ、少しずつ近づいてくる巨大な虫。 この虫に憑かれ眠れなくなっていた男子高校生の浅井は、見知らぬ女子生徒の祭火から解決法を教えられる。 幼い頃に「しげとら」と取引し、その取り立てに怯える糸川葵もまた、同級生の祭火に、ある言葉をかけられて──。 怪異に直面した人の前に現れ、そっと助言をくれる少女・祭火小夜。 彼女の抱える誰にも言えない秘密とは──?
映画

【映画】武器人間(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】 第二次世界大戦末期の1945年、ソ連の偵察部隊がドイツの占領地域に潜入し、古い教会で大虐殺の痕跡を発見する。 教会の地下には迷路のような通路が張り巡らされ、その先に隠されていた広大な研究室では、フランケンシュタイン博士の末裔が死体を機械を合成した不死身の「武器人間」を製造していた──。
小説

【小説】グレイディ・ヘンドリクス『ファイナルガール・サポート・グループ』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想】 リネット・ターキントンは22年前の大殺戮を生き延びた現実のファイナルガール。 その経験は以後の彼女の生きる日々を決定づけた。 彼女はひとりではない。 想像を絶する殺人事件で生き残った女性のためのサポート・グループに10年以上にわたって参加。 他の5人のファイナルガールたちとセラピストとともに、壊されてしまった人生をひとつひとつ組み立て直そうとしている。 ところが、ひとりのメンバーがグループを欠席したとき、リネットの最大の危惧が現実のものとなる。 グループの存在を知った何者かが彼女たちの人生を破壊しようと決意したのだ。 そして最初の犠牲者が──。
映画

【映画】死霊船 メアリー号の呪い(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】 妻や2人の娘と暮らすデヴィッドは、自分の船を持つことをずっと夢見てきた。 ある日、オークションで見かけた70年前の船「メアリー号」に魅せられた彼は、妻を説得し船を購入する。 しかし家族と船出してすぐに、船内で不可解な現象が次々と発生。 実はメアリー号には悲しい歴史があり、怨念と悪霊が潜む“死霊船”として、乗り込む者を呪い続けてきたのだ。 逃げ場のない船内で、家族を守るべく戦うデヴィッドだったが──。
映画

【映画】マーシー・ブラック(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 同級生の少女マリーナとレベッカは友人リリーを刺し、殴打して指を切る。 それは、マリーナの母親の病気を治すために「マーシー・ブラック」を呼び出す儀式だった。 マリーナは精神病院へと送られ、15年の歳月が過ぎる。 退院したマリーナは、マーシー・ブラックの存在を証明するべく行動を開始。 妹のアリスとともに、都市伝説化したマーシー・ブラックの真相を追うが──。
映画

【映画】ラストサマー(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 ある晩、車で遊びに興じていた4人の若者が、ひとりの男をはね飛ばしてしまう。 怯えた彼らは男を海に投げ捨て、他言無用の約束を交わす。 それから1年後。 彼らのもとに突然、事件を知る謎の人物からメッセージが届く──。
小説

【小説】芦沢央『火のないところに煙は』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想】 「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」。 突然の依頼に、かつての凄惨な体験が作家の脳裏に浮かぶ。 解けない謎、救えなかった友人、そこから逃げ出した自分。 作家は、事件を小説にすることで解決を目論むが──。
映画

【映画】ムカデ人間3(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】 暴動数、医療費、離職率が全米ワースト1になってしまった刑務所の所長ビル・ボスは、州知事から解雇通告を受けてしまう。 囚人たちをうまく手なずけることができず困り果てていたビルに、忠実な部下ドワイトがあるアイデアを提案。 それは映画「ムカデ人間」をヒントにしたもので、囚人たちに究極の罰と抑止力を与えるばかりか食費さえも節約できる夢のようなアイデアだった。 ビルとドワイトは、500人もの囚人たちをつなげて「ムカデ囚人」を作り出そうとする──。
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【映画】ムカデ人間2(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想】 ロンドンの地下駐車場で夜間警備員として働く中年男のマーティンは、映画「ムカデ人間」のDVDを繰り返し見ては、自分も“ムカデ人間”をつくりたいという欲望にかきたてられる。 マーティンは、駐車場で目をつけた男女を次々と拉致して倉庫に監禁。 邪悪な計画を進めていく──。
映画

【映画】ムカデ人間(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】 ヨーロッパを旅行中、ドイツの森の中で立ち往生してしまった2人のアメリカ人女性が、助けを求めて1軒の邸宅にたどりつく。 翌朝、目を覚ました2人は病室のベッドの上におり、隣には同じように日本人男性が寝かされていた──。
映画

【映画】屋敷女(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 クリスマスイブの真夜中、出産を目前にした妊婦サラの家に黒い服を着た不審な女が訪れる。 女が家に押し入ろうとしたためサラが警察を呼ぶと、女は姿を消す。 ひと安心して床に就くサラだったが、なんと女はすでに家の中に侵入しており、大きなハサミを手に恐ろしい形相でサラに襲い掛かる。 女の目的もわからず、衝撃と恐怖に包まれるサラだったが、そこで陣痛が起きてしまい──。
小説

【小説】鈴木光司『らせん』(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】 幼い息子を海で亡くした監察医の安藤は、謎の死を遂げた友人・高山の解剖を担当し、冠動脈から正体不明の肉腫を発見した。 遺体からはみ出した新聞に書かれた数字は「リング」という言葉を暗示していた──。
映画

【映画】ウィッチサマー(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】 高校生ベンがある町にやってくる。 両親の離婚後、夏休みを利用し父親のもとへ遊びに来たのだ。 ベンは、隣の家に住むディロンという少年と知り合うが、ディロンはなぜか母親に怯えており、ベンも徐々にその母親の様子がおかしいことに気づき始める。 母親が魔物に身体を乗っ取られていることを知ったベンは、その後姿を消してしまったディロンを見つけようとするが──。
映画

【映画】ラプチャー -破裂-(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 シングルマザーのレネーが見知らぬ男たちに拉致された。 謎の隔離施設に監禁された彼女を待っていたのは、被験者に「生きている中で一番嫌いな物」を与え続ける人体実験だった。 クモが嫌いなレネーは、拘束され身動きがとれない状態で、執拗なまでのクモ攻めに遭う。 誰が何の目的でおこなっているのか一切不明なこの異様な実験の果てに、レネーの身体は驚くべき変化を見せ始める──。
小説

【小説】阿泉来堂『ナキメサマ』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 高校時代の初恋の相手・小夜子のルームメイトが、突然自宅に訪ねてきた。 音信不通になった小夜子を一緒に探して欲しいと言われ、彼女の故郷、北海道・稲守村に向かう。 しかし彼女は、とある儀式の巫女に選ばれ、すぐには会えないと言う。 しばらく村に滞在することになった主人公たちは、神社を徘徊する異様な人影と遭遇。 さらに、人間業とは思えぬほど破壊された死体が次々と発見され──。
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