ホラー

小説

【小説】加門七海『祝山』(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】ホラー作家・鹿角南のもとに、旧友からメールが届く。ある廃墟で「肝試し」をしてから、奇妙な事が続いているというのだ。ネタが拾えれば、と軽い思いで肝試しのメンバーに会った鹿角。それが彼女自身をも巻き込む戦慄の日々の始まりだった。一人は突然の死を迎え、他の者も狂気へと駆り立てられてゆく──。
映画

【映画】ラバーボーイ(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】父親を亡くした大学生カイリーは、学費を稼ぐためにポルノサイトで仕事を始める。そのサイトは、ある豪邸を舞台に、そこに住む女性たちがセクシーな姿を配信するというもので、カイリーはカメラの前で初めてストリップショーを披露し、配信する。すると彼女のライブチャットに「ラバーボーイ」というハンドルネームのユーザーが現れる。ラバーボーイは侵入不可能なはずのサイトに侵入し、自分の写真をカイリーに送りつけてくる。しかし後日、その写真が女優たちの間で笑いものになっていることを知ったラバーボーイは、自ら豪邸に姿を現し、ライブ配信されているカメラの前で殺戮ショーを開始する──。
映画

【映画】サンクスギビング(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】「感謝祭(=サンクスギビング)」発祥の地、マサチューセッツ州プリマス。 一年に一度の祝祭に沸き立つ人々だったが、突如、ダイナーで働く女性が何者かに惨殺される事件が起こる。その後も一人、また一人と消えてゆく住民たち。彼らは皆、調理器具を凶器に、感謝祭の食卓に並ぶご馳走に模した残忍なやり口で殺害されていた。 街中が恐怖のどん底に突き落とされるなか、地の高校の仲良しグループのジェシカたちは、ジョン・カーヴァーを名乗る謎のインスタグラムの投稿にタグ付けされたことに気づく。 そこには豪華な食卓が用意され、自分たちの名札が意味深に配されていた──。
映画

【映画】ホステル(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】アメリカ人バックパッカーのジョシュとパクストンは、スロバキアのとあるホステルに外国人男性を求める美女たちがいるという噂を聞きつける。彼らは意気揚々とそのホステルへ向かうが、そこで彼らを待ち受けていたのは想像を絶する恐怖だった──。
映画

【映画】恐怖の廊下(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】留学中の医学生・フランクは、家具運搬の手伝いを頼まれ、アパートの新住人・ロッテと知り合う。以来、彼女から図々しい頼み事をされ、恋人・ミッチとの情事に睡眠を妨害されるフランクは疎ましく思っていた。ある晩、ロッテがフランクの部屋に泊まり──。
小説

【小説】小林泰三『臓物大展覧会』(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】男が旅の途中、街で見つけた「臓物大展覧会」という奇妙な看板。中に入ってみると様々な臓物が展示してある。居合わせた謎の人物から「臓物の呟きを聞きたいか」と問われ、男は異様な体験をすることに──。
映画

【映画】禁じられた遊び(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】伊原直人は愛する妻・美雪や息子・春翔とともに幸せな生活を送っていた。しかし突然の悲劇が一家を襲い、美雪は帰らぬ人となってしまう。直人の元同僚である映像ディレクターの倉沢比呂子は、直人の家で庭の盛り土に向かって「エロイムエッサイム」と奇妙な呪文を繰り返し唱え続ける春翔の姿を目撃する。その呪文は「トカゲのしっぽからトカゲが生えてくるか?」という春翔の他愛ない質問に、直人が冗談で教えたものだった。子どもの純粋な願いは恐ろしい怪異を呼び覚まし、比呂子と直人に襲いかかる──。
映画

【映画】スイート・マイホーム(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】極寒の地・長野県に住むスポーツインストラクターの清沢賢二は、愛する妻と幼い娘たちのために念願の一軒家を購入する。“まほうの家”と謳われたその住宅の地下には、巨大な暖房設備があり、家全体を温めてくれるという理想のマイホームを手に入れ、充実を噛みしめながら新居生活をスタートさせた清沢一家。だが、その温かい幸せは、ある不可解な出来事をきっかけに身の毛立つ恐怖へと転じていく──。
映画

【映画】溺殺魔 セバスチャン・ドナー(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】友人たちとパーティに参加したマディソンは、親友ハナから結婚式を手伝ってほしいと頼まれ承諾する。しかしその直後、マディソンは不注意から湖に落ちて溺れ、それをきっかけに極度の水恐怖症になってしまう。1年後、ハナの結婚式が行われるが、マディソンは雨を恐れて参加できない。怒ったハナは友人たちとマディソンの水恐怖症を克服させるべく、心霊療法を受けさせるが──。
小説

【小説】村田基『恐怖の日常』(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】 ひどくむしゃくしゃする。不輸快な感情が体の中を駆けめぐる。全身に毒素が回り、内臓が焼けただれていくようだ。吐き気がする。もうがまんできない。ぼくはどうなっていくのだろう。これもみんな黒い雲のせいだ──。
小説

【小説】澤村伊智『ぼぎわんが、来る』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】幸せな新婚生活を営んでいた田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。取り次いだ後輩の伝言に戦慄する。それは生誕を目前にした娘・知紗の名前であった。原因不明の怪我を負った後輩は、入院先で憔悴してゆく。その後も秀樹の周囲に不審な電話やメールが届く。一連の怪異は、今は亡き祖父が恐れていた“ぼぎわん”という化け物の仕業なのか?愛する家族を守るため秀樹は伝手をたどり、比嘉真琴という女性霊媒師に出会う。真琴は田原家に通いはじめるが、迫り来る存在が極めて凶暴なものだと知る。はたして“ぼぎわん”の魔の手から、逃れることはできるのか──。
映画

【映画】スクリーム(1996)(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】高校生ケイシーとその恋人がマスクをかぶった者によって惨殺されるという事件が起こる。やがて犯人は、ケイシーのクラスメイトで、1年前に母親を殺されていたシドニーに迫る。町には外出禁止令が敷かれ、学生たちは大はしゃぎするが、そんな中を殺人鬼が徘徊。果たしてその正体は──。
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【映画】ハロウィン THE END(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】殺人鬼ブギーマンことマイケル・マイヤーズが再びハドンフィールドを恐怖に陥れた事件から4年が経ち、街は少しずつ平穏な日常を取り戻しつつあった。マイケルの凶刃から生き延びたローリー・ストロードは孫娘のアリソンと暮らしながら回顧録を執筆し、40年以上にわたりマイケルに囚われ続けた人生を解放しようとしていた。しかし、暗い過去をもつ青年コーリーが、4年間、忽然と姿を消していたマイケルと遭遇したことをきっかけに、新たな恐怖が連鎖し始める。ついにローリーは、長年の因縁に決着をつけるべく、マイケルと最後の対峙を決意する──。
映画

【映画】イット・フォローズ(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】19歳のジェイはある男から“それ”をうつされ、その日以降、他の人には見えないはずのものが見え始める。動きはゆっくりとしているが、確実に自分を目がけて歩いてくる“それ”に捕まると確実に死が待ちうけるという。しかも“それ”は時と場所を選ばずに襲ってくるうえ、姿を様々に変化させてくるのだ。いつ襲ってくるか分からない恐怖と常に戦い続けながらジェイは果たして“それ”から逃げ切ることができるのか──。
映画

【映画】マッドネス 闇に潜む者(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】オカルトスポットに出向いたアンドレたち。廃墟と化した発電所は、壁一面にスプレーの落書きがされ、床には薬の注射針が散乱し、誰かがいた痕跡が残されていた。彼らは地下へ続く階段を怖いもの見たさで降りていくが、想像を絶する恐怖が待ち受けていた──。
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