犯罪

映画

【映画】ブラック・フォン(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 コロラド州デンバー北部のとある町で、子どもの連続失踪事件が起きていた。 気が小さい少年フィニーは、ある日の学校の帰り道、マジシャンだという男に「手品を見せてあげる」と声をかけられ、そのまま誘拐されてしまう。 気が付くと地下室に閉じ込められており、そこには鍵のかかった扉と鉄格子の窓、そして断線した黒電話があった。 すると突然、フィニーの前で断線しているはずの黒電話が鳴り響く。 一方、行方不明になった兄フィニーを捜す妹グウェンは、兄の失踪に関する不思議な夢を見る──。
小説

【小説】犬塚理人『人間狩り』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 14歳の少年Aによる20年前の女児殺害事件。 その残酷な犯行映像が闇売買された。 監察係の白石は警察関係者からの流出を疑い、捜査を始める。 一方、借金督促の仕事をする江梨子は、悪人をネットにさらして懲らしめる〈自警団〉サイトの活動にのめり込んでいた。 江梨子とサイトの仲間は、新たな標的として元少年Aを追い詰めていく。 それぞれの「正義」の果てに現れる哀しき真実とは──?
小説

【小説】芦沢央『悪いものが、来ませんように』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 助産院の事務に勤めながら、紗英は自身の不妊と夫の浮気に悩んでいた。 誰にも相談できない彼女の唯一の心の拠り所は、子どもの頃から最も近しい存在の奈津子だった。 そして育児中の奈津子も母や夫と理解し合えず、社会にもなじめず紗英を心の支えにしていた。 2人の強い異常なまでの密着が恐ろしい事件を呼び、2人の関係は大きく変わっていく──。
映画

【映画】フライト・ゲーム(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】 ニューヨーク発ロンドン行の旅客機に、警備のため搭乗した航空保安官ビル。 しかし、離陸直後、ビルの携帯電話に「1億5000万ドル送金しなければ、20分後に機内の誰かを殺す」との匿名の脅迫メールが届く。 予告通り犠牲者が出てしまい、ビルは乗客を拘束して荷物や携帯電話を調べるが、手がかりは見つからない──。
小説

【小説】大石圭『湘南人肉医』(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想・考察】 湘南で整形外科医として働く小鳥田優児は、神の手と噂されるほどの名医。 数々の難手術を成功させ、多くの女性を見違えるほどの美人に変貌させていたが──。
小説

【小説】秋津朗『デジタルリセット』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 許すのは5回まで。次は即リセット。 理想の環境を求めるその男は、自らの基準にそぐわない人間や動物を殺しては、別の土地で新たな人生を始める「リセット」を繰り返していた。 一方、フリープログラマーの相川譲治は、シングルマザーの姉親子の失踪に気付く。 姉と同居していたはずの男の行方を追うが──。
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【映画】ドール・メーカー(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 いびつなマスクを被って若い女性を拉致・監禁し、ジャンケンをさせて負けたら殺して人形に仕立て上げ、コレクションする。その残忍で特殊な殺害方法から「ドール・メーカー」と呼ばれた殺人鬼のピーター・ハリスは、精神病院での治療を終えて退院し、おじが残した家に戻ってきた。しかし、家に残る忌まわしい記憶によって彼の心は再び闇へと転落していく
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【小説】内藤了『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】 謎の連続自殺事件。 被害者は、かつて自分が犯した殺人事件と同じ手口で死んでいく。 事件を追う新人刑事・藤堂比奈子が出会ったおぞましい真実とは──。
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【映画】マーダー・レコーズ 殺人ドキュメント(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】 ビデオカメラを購入した映画監督志望のジェニファーは、夫のファーハンと共に日常を撮影し始める。 ジェニファーは買い物に訪れた店で殺人シミュレーションを語り始め、ファーハンもそれを面白がるが、やがてジェニファーが計画を実行に移してしまい──。
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【映画】キャラクター(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 漫画家として売れることを夢見て、アシスタント生活を送る山城圭吾。 ある日、一家殺人事件とその犯人を目撃してしまった山城は、警察の取り調べに「犯人の顔は見ていない」と嘘をつき、自分だけが知っている犯人をキャラクターにサスペンス漫画「34」を描き始める──。 山城は一躍売れっ子漫画家の道を歩んでいく中、「34」で描かれた物語を模した事件が次々と発生する。
小説

【小説】櫛木理宇『殺人依存症』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 6年前に息子を亡くした捜査一課の浦杉は、その現実から逃れるように刑事の仕事にのめり込む。 そんな折、連続殺人事件が勃発し、捜査線上に、実行犯の男達を陰で操る一人の女の存在が浮かび上がる。 彼女は一体何者なのか──。
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【小説】大石圭『アンダー・ユア・ベッド』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 三井は、10年前たった一度だけ会話を交わしたことのある、憧れの的だった千尋のことを、ある日突然鮮明に思い出す。彼女の自宅を調べ、近所に引っ越し、双眼鏡で千尋の生活を覗き見するようになるが……。
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【映画】ジョーカー(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 コメディアンを夢見る、孤独だが純粋で心優しいアーサー。 一人の“人間”が、なぜ狂気溢れる“悪のカリスマ=ジョーカー”に変貌したのか──? 心理学的な観点からいくつか考察してみました。
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【映画】フロッグ(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 イギリスのとある街で、少年の失踪事件が発生。 現場の痕跡からは、過去に逮捕された連続少年誘拐殺人事件と類似しているが、その犯人は服役中。 一方、捜査を担当する刑事の自宅でも、不可解な現象が起こり始める──。
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【映画】死刑にいたる病(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 ある大学生・雅也のもとに届いた一通の手紙。 それは世間を震撼させた稀代の連続殺人鬼・榛村からだった。 「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人が他にいることを証明してほしい」。 過去に地元のパン屋で店主をしていた頃には信頼を寄せていた榛村の願いを聞き入れ、事件を独自に調べ始めた雅也。 しかし、そこには想像を超える残酷な事件の真相があった──。
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