ミステリィ

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【小説】知念実希人『ヨモツイクサ』(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】北海道旭川に《黄泉の森》と呼ばれ、アイヌの人々が怖れてきた禁域があった。その禁域を大手ホテル会社が開発しようとするのだが、作業員が行方不明になってしまう。現場には《何か》に蹂躙された痕跡だけが残されてた。そして、作業員は死ぬ前に神秘的な蒼い光を見たという。 地元の道央大病院に勤める外科医・佐原茜の実家は黄泉の森のそばにあり、7年前に家族が忽然と消える神隠し事件に遭っていて、今も家族を捜していた。この2つの事件は繋がっているのか。もしかして、ヨモツイクサの仕業なのか──。
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【小説】雨穴『変な絵』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】あなたも、何かがおかしい9枚の絵の「謎」が解けますか?とあるブログに投稿された『風に立つ女の絵』、消えた男児が描いた『灰色に塗りつぶされたマンションの絵』、山奥で見つかった遺体が残した『震えた線で描かれた山並みの絵』。 いったい、彼らは何を伝えたかったのか。9枚の奇妙な絵に秘められた衝撃の真実とは。その謎が解けたとき、すべての事件が一つに繋がる──。
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【小説】三津田信三『のぞきめ』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】禁じられた廃村に紛れ込み恐怖の体験をしたあげく、次々怪異に襲われる若者たち。そこは「弔い村」の異名をもち「のぞきめ」という化物の伝承が残る、曰くつきの村だった──。
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【小説】飴村行『爛れた闇』(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】学校の不良と母親が付き合い出し、家に入り浸るようになったため、生きる希望を失った高校生の正矢。記憶を失い、独房に監禁されたうえに、拷問を繰り返される謎の兵士。二人の意識がリンクした時、凄絶な運命の幕が開く──。
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【小説】三津田信三『十三の呪 死相学探偵1』(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】他人に現れた死相が見える弦矢俊一郎。大学卒業以後、神保町で探偵事務所を始めた彼の元に、初めての依頼人が訪れる。だが、アイドル顔負けの彼女には死の影は全く見つけられず──。
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【小説】櫛木理宇『ホーンテッド・キャンパス』(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】八神森司は、幽霊が「見えてしまう」体質の大学生。片想いの美少女こよみのために、仕方なくオカルト研究会に属している。ある日オカ研に、女の顔の形の染みが、壁に浮き出るという悩みが寄せられ──。
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【小説】原浩『火喰鳥を、喰う』(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】信州で暮らす久喜雄司に起きた二つの出来事。ひとつは久喜家代々の墓石が、何者かによって破壊されたこと。もうひとつは、死者の日記が届いたことだった。久喜家に届けられた日記は、太平洋戦争末期に戦死した雄司の大伯父・久喜貞市の遺品で、そこには異様なほどの生への執着が記されていた。そして日記が届いた日を境に、久喜家の周辺では不可解な出来事が起こり始める──。
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【小説】夕木春央『十戒』(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】浪人中の里英は、父と共に、伯父が所有していた枝内島を訪れた。島内にリゾート施設を開業するため集まった9人の関係者たち。島の視察を終えた翌朝、不動産会社の社員が殺され、そして、十の戒律が書かれた紙片が落ちていた。“この島にいる間、殺人犯が誰か知ろうとしてはならない。守られなかった場合、島内の爆弾の起爆装置が作動し、全員の命が失われる”。犯人が下す神罰を恐れながら、「十戒」に従う3日間が始まった──。
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【小説】首藤瓜於『脳男』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】連続爆弾犯のアジトで見つかった、心を持たない男・鈴木一郎。逮捕後、新たな爆弾の在処を警察に告げた、この男は共犯者なのか。男の精神鑑定を担当する医師・鷲谷真梨子は、彼の本性を探ろうとするが……。そして、男が入院する病院に爆弾が仕掛けられた──。
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【映画】スイート・マイホーム(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】極寒の地・長野県に住むスポーツインストラクターの清沢賢二は、愛する妻と幼い娘たちのために念願の一軒家を購入する。“まほうの家”と謳われたその住宅の地下には、巨大な暖房設備があり、家全体を温めてくれるという理想のマイホームを手に入れ、充実を噛みしめながら新居生活をスタートさせた清沢一家。だが、その温かい幸せは、ある不可解な出来事をきっかけに身の毛立つ恐怖へと転じていく──。
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【小説】長江俊和『出版禁止』(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】著者・長江俊和が手にしたのは、いわくつきの原稿だった。題名は「カミュの刺客」、執筆者はライターの若橋呉成。内容は、有名なドキュメンタリー作家と心中し、生き残った新藤七緒への独占インタビューだった。死の匂いが立ちこめる山荘、心中のすべてを記録したビデオ。不倫の果ての悲劇なのか。なぜ女だけが生還したのか──。
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【映画】セパレーション 魔物の棲む家/邪悪は宿る(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】芸術家のジェフ・ヴァンは妻マギーから離婚を切り出され、8歳になる娘ジェニーの親権をめぐって激しく争っていた。罵り合う両親の姿を見たジェニーは心を痛め、空想の世界に没入することで寂しさを紛らわせていた。そんなある日、マギーが轢き逃げ事故に遭い、亡くなってしまった。しばらくして、ジェニーは人形のような怪物を目撃するようになった。しかも、その怪物はジェフが描いた作品のキャラクターにそっくりな姿をしていた──。
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【小説】櫛木理宇『監禁依存症』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】性犯罪者たちの弁護をし、度々示談を成立させてきた悪名高き弁護士の小諸成太郎。ある日、彼の9歳のひとり息子が誘拐される。だが、小諸は海外出張中。警察は過去に彼が担当し、不起訴処分となった事件の被害者家族を訪ねるが……。この誘拐は怨恨か、それとも身代金目的か──。
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【小説】三津田信三『スラッシャー 廃園の殺人』(ネタバレ感想)

【ネタバレ感想】異形のホラー作家が巨額の費用をかけ、造りあげた廃墟庭園。そこでは行方不明者が続出し、遺体で発見される者も出て、遂に作家自身まで姿を消す。その場所、<魔庭(まてい)>を訪れた映画関係者たちに想像を絶する恐怖と怪異が襲いかかる。殺戮を繰り返す黒怪人とは何者なのか──?
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【小説】秋竹サラダ『祭火小夜の後悔』(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】毎晩夢に現れ、少しずつ近づいてくる巨大な虫。この虫に憑かれ眠れなくなっていた男子高校生の浅井は、見知らぬ女子生徒の祭火から解決法を教えられる。幼い頃に「しげとら」と取引し、その取り立てに怯える糸川葵もまた、同級生の祭火に、ある言葉をかけられて──。怪異に直面した人の前に現れ、そっと助言をくれる少女・祭火小夜。彼女の抱える誰にも言えない秘密とは──?
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