小説

小説

【小説】葉真中顕『コクーン』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】1995年3月20日、カルト教団「シンラ智慧の会」通称「シンラ」の教祖、天堂光翅の命を受け、白装束に身を包んだ6人の信者が、丸の内で無差別乱射事件を起こす。その宗教は、1958年に1人の女性が呪われた子を産む決意をした日に始まる。たとえ今、生きる意味が見出せないとしても、もしかしたらこの子は、私に生きる意味を与えてくれるかもしれないと──。
小説

【小説】今村夏子『星の子』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】主人公・林ちひろは中学3年生。出生直後から病弱だったちひろを救いたい一心で、両親は「あやしい宗教」にのめり込んでいき、その信仰は少しずつ家族を崩壊させていく──。
小説

【小説】黒田研二『ワゴンに乗ったら、みんな死にました。』(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】目が覚めると、そこはワゴン車の中だった。そこにいたのは、同じく拉致された、互いに見知らぬ男女6人。タブレット型のモニターで、仮面の男からゲームの開始が告げられる──。
小説

【小説】芦花公園『異端の祝祭』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】失敗続きの就職浪人生・島本笑美は、ダメ元で受けた大手食品会社の面接で、ヤンと名乗る青年社長に何故か気に入られ、内定をもらう。しかし、「研修」という名のもと、ヤンに伴われた笑美を待ち受けていたのは、異様な光景だった──。
小説

【小説】内藤了『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】謎の連続自殺事件。被害者は、かつて自分が犯した殺人事件と同じ手口で死んでいく。事件を追う新人刑事・藤堂比奈子が出会ったおぞましい真実とは──。
小説

【小説】櫛木理宇『殺人依存症』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】6年前に息子を亡くした捜査一課の浦杉は、その現実から逃れるように刑事の仕事にのめり込む。そんな折、連続殺人事件が勃発し、捜査線上に、実行犯の男達を陰で操る一人の女の存在が浮かび上がる。彼女は一体何者なのか──。
小説

【小説】大石圭『アンダー・ユア・ベッド』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】三井は、10年前たった一度だけ会話を交わしたことのある、憧れの的だった千尋のことを、ある日突然鮮明に思い出す。彼女の自宅を調べ、近所に引っ越し、双眼鏡で千尋の生活を覗き見するようになるが……。
小説

【小説】白井智之『人間の顔は食べづらい』(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】「お客さんに届くのは『首なし死体』ってわけ」。安全な食料の確保のため、食用クローン人間が育てられている日本。クローン施設で働く和志は、育てた人間の首を切り落として発送する業務に就いていた。ある日、首なしで出荷したはずのクローン人間の商品ケースから、生首が発見される事件が起きて──。
小説

【小説】真下みこと『#柚莉愛とかくれんぼ』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】3人組アイドルグループのメンバー・青山柚莉愛。メジャーデビューを目指すも売り上げ目標を越えられず焦る日々。ある日マネージャーの提案で動画配信ドッキリを実行し、ファンの混乱がSNSで広がっていく。騙されたファンの怒りの矛先はマネージャーや事務所ではなく柚莉愛本人に向かってしまい──。
小説

【小説】貴志祐介『黒い家』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】生命保険会社の社員・若槻慎二は、とある顧客の家に呼ばれ、衝撃的な場面を目撃する。顧客の不審な態度から独自の調査を始めるが、それが悪夢の始まりだった──。犯罪倫理学の視点を中心に考察しています。
小説

【小説】湊かなえ『母性』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】女子高校生が、自宅の県営住宅の中庭で倒れているのが発見された。これは事故か自殺か、それとも──。
小説

【小説】二宮敦人『殺人鬼狩り』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】ある平和な孤島で、100人近くが虐殺された。 脱獄した大量殺人鬼5名に。 ”人形解体屋”、”ごはん男”、”血のナイチンゲール”らの猟奇的な殺戮に誰もが絶句するなか、 警察は事件解決の切り札を放つ。一見普通の女子大生、名前はユカ。その特技は──人殺し。彼女は予測不能な凶悪集団の首を次々と切り裂いていく。生存率0%の島で、慈悲無き少女は鬼を狩り尽くせるか──?
小説

【小説】五十嵐貴久『リカ』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】出会い系サイトで出会った「リカ」と名乗る女性。主人公の本間は、リカと楽しくやり取りを重ねていくが、徐々にリカの様子がおかしなものへと変貌していく。気がついたときには、引き返せない恐怖の沼に飲み込まれていた──。
小説

【小説】五十嵐律人『法廷遊戯』(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】法曹の道を目指してロースクールに通う、久我清義と織本美鈴。2人の過去を告発する差出人不明の手紙をきっかけに不可解な事件が続く。清義が相談を持ち掛けたのは、異端の天才ロースクール生・結城馨。真相を追う3人だったが、それぞれの道は思わぬ方向に分岐して──?
小説

【小説】我孫子武丸『殺戮にいたる病』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】永遠の愛を求める男が、東京の繁華街で次々と猟奇的な殺人を重ねていく。犯人、その家族、そして被害者の関係者の視点が入り乱れながら、真実が明らかになっていく──。
タイトルとURLをコピーしました