サスペンス

小説

【小説】櫛木理宇『世界が赫に染まる日に』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 中学3年生の緒方櫂は復讐心をたぎらせていた。 従弟が上級生たちから凄絶ないじめに遭った末に意識不明の重体に。 その妹も同じ連中に性的暴行を受けたのだ。 自殺願望を持つ同級生・高橋文稀が櫂の復讐の相棒となることを承諾。 2人は予行演習として、少年法に守られて罰せられない犯罪者たちを次々と襲い始める──。
映画

【映画】TUBE/チューブ 死の脱出(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】 暗く狭いチューブの中で目を覚ました女。 腕にはカウントダウンを表示するブレスレットが取り付けられていた。 訳の分からぬままチューブ内を移動すると、別のチューブにたどり着く。 チューブはまた別の空間に繋がっており、迷路のように入り組んでいる。 しかも各チューブには恐ろしいトラップが仕掛けられ、考える間もなく次々と恐怖が襲いかかる。 彼女は出口を求め、延々と続くチューブをさまようが──。
映画

【映画】ファイナル・ジャッジメント(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 強盗事件で父親を亡くしトラウマを抱えるケイトリン。 ある日、公園をジョギング中に見知らぬ男性が襲われる暴行事件に遭遇。 ケイトリンを含め、その場に偶然居合わせた誰もがその被害者男性を救う行動を起こせず、後日、ニュースでその被害者男性が亡くなったことを知る。 そして、その夜よりケイトリンの周りでは不思議なことが起き始め、暴行現場に居た者たちが次々に不審死を遂げ始める──。
映画

【映画】THE GUILTY/ギルティ(2018)(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 過去のある事件をきっかけに警察官として一線を退いたアスガーは、いまは緊急通報指令室のオペレーターとして、交通事故の搬送を遠隔手配するなど、電話越しに小さな事件に応対する日々を送っている。 そんなある日、アスガーは、今まさに誘拐されているという女性からの通報を受ける。 車の発進音や女性の声、そして犯人の息づかいなど、電話から聞こえるかすかな音だけを頼りに、アスガーは事件に対処しなければならず──。
映画

【映画】エスター ファースト・キル(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】 裕福な一家、オルブライト家の一人娘で6歳のエスターが行方不明になってから4年の月日が流れた。 ある日、エスターが見つかったという朗報が警察から届けられる。 父、母、兄は数年振りの再会という奇跡にこの上ない喜びを感じ、10歳に成長したエスターを迎え入れる。 再び4人そろって幸せな生活を送ることができる。 家族の誰もがそう思っていたが、4年ぶりに戻ってきたエスターは何かが変わってしまっていた──。
映画

【映画】アウェイク(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】 富豪の青年クレイトンは何不自由なく暮らしてきたが、心臓に病を抱え移植手術が必要だった。 ある日、友人の医師ジャックの根回しでドナーを得たクレイトンは、愛する秘書サムに求婚し、満ち足りた気分のまま手術室へ運ばれる。 しかし、全身麻酔から意識が目覚めてしまう「術中覚醒」が起こり、手術の痛みを味わうとともに、驚くべき事実を知ってしまう──。
映画

【映画】search/サーチ(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 16歳の女子高生マーゴットが突然姿を消し、行方不明事件として捜査が開始されるが、家出なのか誘拐なのかが判明しないまま37時間が経過する。 娘の無事を信じたい父親のデビッドは、マーゴットのPCにログインして、Instagram、Facebook、Twitterといった娘が登録しているSNSにアクセスを試みる。 だがそこには、いつも明るくて活発だったはずの娘とは別人の、デビッドの知らないマーゴットの姿が映し出されていた──。
映画

【映画】恐怖人形(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】 女子大生の平井由梨は日々、趣味のカメラで幼なじみの真人と日常の風景を撮影していた。 そんなある日、由梨の自宅に差出人不明のパーティの案内が届く。 少し怪しげな案内状ではあったが、真人のところにも同じものが届いていたことから、2人は軽い気持ちでパーティに参加することに。 案内状に記された集合場所に到着すると、そこには同世代の男女5人と1人の中年男性がいた。 8人はそこからワゴン車でパーティ会場となるキャンプ場に向かうが、そこで決して引き返すことのできないパーティに参加させられることになる──。
映画

【映画】ザ・コール[緊急通報指令室](ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 ベテランオペレーターのジョーダンは、ある女性からの不法侵入者の通報が悲劇的な結末に終わり、悲嘆に暮れていた。 自分の人生を見直そうと思案していたジョーダンだったが、そんな折、連続殺人鬼に誘拐された少女ケイシーが、車のトランクから命からがら911に電話をかけてくる。 ジョーダンは、これまでの経験と知識、自分の能力の限りを尽くし、電話の声だけを頼りに少女の救出にあたる──。
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【映画】ファイナル・デッドブリッジ(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】 橋の崩落事故を予見したサムは危険を知らせ、間一髪で8人が事故から生き残った。 しかし事故犠牲者の葬儀に現れた謎の男から「死は決してだまされない」と告げられ、8人は次々と予測不能なトラップに襲われる。 死の恐怖に怯えるサムらの前に再び現れた男は、「他人に死を贈る」ことで死の運命から逃れられると言うが──。
映画

【映画】デス・レター 呪いの手紙(ネタバレ感想・考察)

【ネタバレ感想・考察】 運転手のイーゴリは、職場に間違って届けられた手紙を届けに、宛先の住所に向かう。 しかし、そこにいた老婆からここの住所ではないと言われ、改めて手紙を見ると、書かれていた住所と宛名が変わっている。 そして、老婆から、受取人に渡すまで絶対に手紙を開けてはいけないと言われてしまう。 謎を解き明かそうと、刑事のマリーナと共に宛名に書かれた女性に届けようとするが、そこには呪いの手紙の更なる恐怖と、謎の少女とイーゴリに関する衝撃の事実が待っていた──。
小説

【小説】芦沢央『悪いものが、来ませんように』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 助産院の事務に勤めながら、紗英は自身の不妊と夫の浮気に悩んでいた。 誰にも相談できない彼女の唯一の心の拠り所は、子どもの頃から最も近しい存在の奈津子だった。 そして育児中の奈津子も母や夫と理解し合えず、社会にもなじめず紗英を心の支えにしていた。 2人の強い異常なまでの密着が恐ろしい事件を呼び、2人の関係は大きく変わっていく──。
映画

【映画】デス・アシスタント 殺・人工知能(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 17歳の女子高校生キャシーは、交通事故で他界した母の死に責任を感じ、自らを責め続けていた。 そんなある日、友人が薦めてくれたスマホの人工知能アシスタントアプリ「AMI」をふと起動した彼女は、音声がカスタマイズできると知って亡き母そっくりに調整し、“ママ”と呼びかけると起動するよう設定する。 やがてAIは自己学習を重ね、キャシーはいつしかアプリを通じて母が帰ってきたように思い始め──。
映画

【映画】エスター(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 子どもを死産で失い、悲しみに暮れていた夫婦ケイトとジョンは、養子を迎えようとある孤児院を訪れる。 そこで出会った少女エスターに強く惹きつけられた2人は、彼女を引き取ることに。 しかし、日に日にエスカレートするエスターの不気味な言動に、ケイトは不安を覚え始める──。
小説

【小説】秋吉理香子『サイレンス』(ネタバレ感想・心理学的考察)

【ネタバレ感想・考察】 島一番の美人で、かつてはアイドルを目指していた深雪。 現在は、夢を諦め、東京の芸能プロダクションでマネージャーをしている。 婚約者である俊亜貴と3年ぶりに故郷の島を訪れるが、彼には深雪に言えない秘密があった。 その秘密が明らかになった時、深雪の運命が狂い始める──。
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